「夢ならさめないで」

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音楽は考えるものではなく、聴いたり感じたりするものです。
でも、なんだかね、ふと考えさせられる瞬間がある。
これでいいのかな、と。
だからと言って、難しいことも言いたくない。
音楽を議論するなんて不毛だから。

大阪ではミナミホイール開催中。
Twitterの書き込みを見てると、音楽好きな人たちの
興奮が伝わってくる。
おもしろい音楽と出会い、つかみ取った喜びに溢れてる。
参加したかったなあ。

この前、C.C.Lemonホールで見たトータスさんも、
すっごかった!

凄まじいクオリティでありながら、
これ見よがしに押しつけるのではなく、
楽しく、アハハッと笑いながら、
この(音楽ギョーカイに対する)飢餓感に、
どくどくと潤いを注いでくれた。

ラストの「夢ならさめないで」の、
後半アップテンポになってからのシャウト!

清志郎さんの「Baby何もかも」の構成を彷彿とさせる。
(ひいては、そのルーツであるオーティスの)

ラッキーラクーンナイト1(2006年11月)でトータスさんは、
清志郎さんのカバーばかりをやるラプソディーズを結成して、
そのときに歌った「Baby何もかも」は、
最後の部分を敢えてカットしていた。

でも今年のフジロックでは、フルサイズで披露し、
それから数カ月後の「夢ならさめないで」、であった。

「これができるのは俺しかいないから」
と、トータスさんが打ち上げで話してくれた。

一人になったことの覚悟にも似た決意と、
清志郎さんの思いを継承しようという心意気が、
音楽という魔法を携えてジンジンと脈打つ、あの感じ。
どうにもこうにも、生きてる感じ。

今は、あのときのことを思い出しながら、
原稿を書いてる。
あの、血管を流れるような歌を言葉にできるの?(自問)

なんとも無粋な仕事よのう。